今日(3月26日)、奈良市学園南にある大和文華館に行きました。ここの庭園には三春滝桜というとてつもなく大きな枝垂桜があり、それが満開だというので見に行ったのです。


これが三春滝桜です。三春滝桜は福島県三春町にある樹齢1000年超の天然記念物に指定されている桜の巨木です。昭和59年に三春町の歴史民俗資料館から若木を寄贈され育てたもののようです。この写真のように見るだけでも惚れ惚れする大きな枝垂桜です。



ひとしきり写真を撮りました。


桜の品種を調べているので、ついでに萼筒と萼片の写真も撮りました。これはコンデジのCanon SX70 HSのレンズの前に焦点距離50 cmのクローズアップレンズを手持ちで置いて写したものです。まあまあ撮れました。苞も撮ろうと思ったのですが、パッと見た感じでは見当たりませんでした。


木の下に落ちている花を2,3個拾ってきて、家でNIKON D7100に85mmのマクロレンズをつけて接写したものです。



さらに、それを実体顕微鏡で写したものです。
パッと見で、額筒の基部が膨れていること、萼片の縁に鋸歯があることなどが分かります。これらを手掛かりにして、予備知識なしに、大原隆明著、「サクラハンドブック」を調べていきました。その結果、エドヒガン系のイトザクラ Prunus itosakuraに似ていることが分かりました。さらに、日本花の会の「桜図鑑」を見ると、花の色からベニシダレ Prunus itosakura f. itosakura 'Rosea'に似ている感じです。最後に答え合わせのつもりで、Wikipedia[三春滝桜]を調べてみると、まさにエドヒガン系の栽培品種のベニシダレでした。当たったのでちょっと嬉しくなりました。